【自殺の危機介入スキル尺度短縮版(SIRI-JS)得点計算用フォーマットの使い方】 <使用前の注意事項> 1.このフォーマットでは、SIRI-2のベースラインをもとに得点を算出します。詳しくは、下記の論文をご参照ください。 ただしSIRI-JSでは、もとの項目番号から変更されていますので、ご注意ください。 ・ 川島大輔・川野健治・伊藤弘人 (2010). 日本語版Suicide Intervention Response Inventory(SIRI)作成の試み 精神医学, 52(6), 543-551. ・ 川島大輔・川野健治 (2010). 自殺の危機介入スキル尺度〔日本語版SIRI〕 臨床精神医学, 39巻増刊号, 851-858. 2.Windows XP以上では動作確認しています。 3.フォーマットはExcelで作成しており、Excel2007以上では動作確認しています。それ以前のヴァージョンでは文字化けが起こることもあるようです。 4.SIRI-JSの出典は下記の論文となりますので、尺度をご利用の際には文献の引用をお願いいたします。 ・川島大輔・川野健治 (2012). 自殺の危機介入スキル尺度(SIRI)短縮版作成の試み 心理学研究, 83(4), 330-336. <使用方法について> 1.200名のサンプルまで同時に計算できます。追加したい場合は、行を増やしてください。 2.素データ(−3〜3)を該当する空欄(ローデータの列)に直接入力します。右の方(SIRI-JS得点の列)に各項目の得点が算出されます。これらを分析データとして使用します。 3.欠損地は「99」で入力してください。その場合、分かりやすいように、右の方に得点が赤字で表示されます。 4.ローデータ列およびSIRI-JS得点列の右列に、欠損値数をカウントする欄をもうけてありますので、確認してください。 5.SIRI-JSは、2つの因子「変更」「肯定」および3つの単項目「9:積極的関与」「10:緊急回避」「13:過量服薬」のそれぞれで「自殺予防の危機介入スキル」を判断します。 「変更」は1、3、8、11、12の合計得点、「肯定」は2、4、5、6、7の合計得点となります。したがって、欠損値がある場合には、合計得点を算出しないよう気をつけてください。 欠損値が含まれていても、合計得点欄にエラー表示はされませんので、注意してください。